スマートフォンを通じて妊婦の情報ネットワークを構築し高い妊産婦死亡率の改善を目指す
キャスタリア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山脇智志、以下 キャスタリア )は、グローバルヘルス領域における日本企業の連携を促進させるイニシアチブである「WELCO Lab for Global Health(以下、WELCO Lab)」に参画しました。
キャスタリアはグローバルヘルスの取り組みとして、タンザニア国にて妊娠・出産に特化したPersonal Health Record アプリ「Taarifa za Mama(ママの記録)」を開発しています。高い妊産婦死亡率が問題視されている同国にて、助産師の業務改善および妊婦への教育的アプローチとピアサポートの促進を行うアプリを実装・普及することで、妊産婦死亡を減少し女性のポジティブな妊娠経験の増加に繋げます。
当プロジェクトは、キャスタリアが開発・運用するモバイルラーニングプラットフォームGoocus(グーカス)を使いタンザニア国の助産師に向けたモバイルラーニングの実証研究を実施した際に顕在化した課題を踏まえ、助産師教育の次段階のプロジェクトとして発足したものになります。
WELCO Labにおいてキャスタリアは、当プロジェクトの詳細をコミットメントとして発信しています。
キャスタリア コミットメントページ:https://welcolab.org/ja/commitments/detail/32
■WELCO Labについて
WELCO Labは、日本企業のグローバルヘルス領域での活躍を後押しすべく、2020年10月に発⾜しました。感染症、栄養問題、⽣活習慣病等、低中所得国における多様な健康課題に対し、様々な日本企業が強みを活かした活動を⾏い課題の解決を目指すイニシアチブです。また、参加企業の新たな取り組みを集約して⼀元的に発信することで、当領域に対する社会的機運を醸成していきます。
ヘルスケアセクターに留まらない異分野の⾰新的な技術を持つ多様なプレイヤーが参画を表明し、グローバルヘルスの課題解決のための新たな取り組みをコミットメント(新たな事業・ソリューションに関する宣言)として発信しています。
WELCO Lab ウェブサイト:https://welcolab.org/
■Goocusについて
キャスタリアが開発するモバイルラーニングプラットフォームです。スマートフォンを中心にした「学習の継続性」を開発の主軸に置き、「ソーシャルラーニング」「学習の可視化」「ゲーミフィケーション」の三つを追求して、いかにして学習を日常的なものにしていけるのかを研究しています。
■キャスタリア について
キャスタリア株式会社は、教育事業に特化したテクノロジー企業です。複雑かつ多様に変化する社会の中で、個人や組織がより効率的に学習できるよう最先端のテクノロジーを用いて学習ツールを開発、提供しています。