2020年度第一回JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業にケニアにおけるプログラミング教育事業が2017、2018年度に引き続き採択

プログラミング教育指導者育成方法と教材開発の現地における運用に関して

キャスタリア株式会社(本社:東京都港区 以下「キャスタリア」)が計画するケニア共和国における「基礎教育における初学者向けプログラミング教育に関する普及・実証・ビジネス化事業<英語名:SDGs Business Verification Survey with the Private Sector for Entry-Level Code Learning in Basic Education>」が独立行政法人国際協力機構(JICA)の「中小企業・SDGsビジネス支援事業」(2020年度第一回)における普及・実証・ビジネス化事業(中小企業支援型)として採択されました。

中小企業・SDGsビジネス支援事業はJICAが実施する民間企業等の海外展開を支援する提案型の委託事業です。

「本事業は、開発途上国の開発ニーズと本邦民間企業等の優れた製品・技術とのマッチングを行い、「SDGs達成に貢献するビジネス(SDGsビジネス)」及び開発途上国の課題の解決を図り、ODA を通じた二国間関係の強化や経済関係の一層の推進を目的としています」(JICAホームページより)」

国際連合広報センター公式サイトより


今回採択されたのは、2017年度に採択された基礎調査、そして2018年度に採択された案件化調査の続きとなるアフリカ・ケニア共和国の基礎教育向けプログラミング教育にかかる調査です。アフリカの ICT 普及に欠かせないプログラマーの質的・量的不足という社会課題に対し、オンライン教育と実地研修を併用するプログラミング教育講師養成講座 CodeEdu (コードエデュ)を活用した教室事業を展開することにより、同国の ICT 人材創出を目指します。

CodeEduはスマートフォンに最適化されており、時間や場所を選ばず学習することができます。講師に質問をしたり、他の学習者と学びを共有する機能を有しており、すでに日本では上越教育大学や一般向けに提供され、プログラミング学習経験のない初心者でも、効率良く講師になれるような内容と仕組みを持ちます。

キャスタリアは、本事業後にGoocus(グーカス)を基盤としたプログラミング教育によるビジネス展開を図り、ひいてはケニア初等教育の質の改善及びICT人材育成への貢献を目指します。


◉2020年度第一回「中小企業・SDGsビジネス支援事業」:62件の採択を決定https://www.jica.go.jp/press/2020/20200924_10.HTML

◉プログラミング教育講師養成講座 CodeEdu
https://codeedu.castalia.co.jp/

◉Goocusについて
Goocusは、事業者や教育機関向けに開発・デザインされたモバイルラーニングプラットフォームです。学習者はiOSアプリ + Androidアプリ + Webアプリとマルチデバイスから学習でき、管理者はWebブラウザから幅広い管理機能を利用することができます。https://www.castalia.co.jp/goocus

◉キャスタリアについて
キャスタリア株式会社は“教育×ITで社会課題を解決する”をモットーに、 新たな学びを創出する企業です。 モバイルラーニングプラットフォーム「Goocus」を開発し企業や教育機関に提供しています。 また長野県を中心に教育事業を行う学校法人 信学会とともに、 日本初のプログラミング(コード)を必修科目とした広域通信制高校「コードアカデミー高等学校」の運営にも携わっています。
https://www.castalia.co.jp/