デジタル幼稚園プロジェクトNASEを米国で開催された国際教育会議Leveraging Learning 2012にて発表

佐久幼稚園でのモバイル管理運営ツールの紹介とiPadを使った実証研究についての報告

 

学校法人信学会(以下、信学会、本部:長野県長野市南県町、理事長:市川雅朗)とキャスタリア株式会社(以下:キャスタリア、本社:東京都港区南青山、代表取締役:山脇智志)は、両者が共同で進めている佐久幼稚園(長野県佐久市)でのデジタル幼稚園プロジェクトNASEを米国メイン州オーバーン市で開催された幼児教育におけるタブレットなどのデジタル利用に関する国際会議、Leveraging Learning 2012(以下、LL2012)にて発表しました。


Leveraging Learning 2012
LL2012はオーバーン市教育委員会が主催しAppleなどが後援する、幼児教育におけるiPadなどの端末の教育効果やその有効性などを、実施している教育機関や研究者、企業などが報告する会議です。シカゴ市教育委員会が進めるデジタル算数教育や、地元オーバーン市の事例などが発表されました。
オーバーン市は世界に先駆けて市内のすべての幼稚園でiPadを配布し、一時的ではなく年間を通しての教育プログラムを実施している幼児教育のタブレット利用についてのパイオニア的存在です。信学会とキャスタリアは今年の4月に同市を訪問し、市内幼稚園を視察および同市教育委員会とも会合を行い、同市の取り組みをNASEで活かすこと、そして今後の交流を活発にすることを確認しました。今回の会議は米大陸外では唯一の招待発表となり、半年間でのNASEの成果と実証研究の方法や教育効果の可能性について、信学会からは栗林聖樹(くりばやし・まさき)幼年教育課長、キャスタリアからは山脇智志(やまわき・さとし)代表取締役、景山泰考(かげやま・やすたか)取締役が発表を行いました。URL→http://institute2012.auburnschl.edu/

 
NASEプロジェクト
NASEプロジェクトは、長野県佐久市にある佐久幼稚園にて、同幼稚園を運営する信学会とキャスタリアが共同で実施中のプロジェクトです。日本最大規模を誇る学校法人である信学会の幼稚園から大学受験予備校までの教育の全段階にて、デジタルコンテンツ及びクラウドなどを利用したモバイルラーニング、タブレットラーニングの導入を行うことによって、教育システムのデジタル化及び学習効果の向上を目指すものです。
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■学校法人信学会について
学校法人信学会(事務局:長野市南県町、理事長:市川雅朗)は長野県をベースにした学校法人です。1953年に事業を開始し、現在ではグループ全体で教職員約800名、在籍する幼児・生徒・学生数は1万6千名を数え、大学以外の学校法人では日本最大級。関係法人には、駅伝や高校野球でも有名な佐久長聖中学・高等学校もあり、グループ全体で20園の幼稚園及び保育園から3校の予備校まで幅広く教育事業を行っています。
URL→http://shingakukai.or.jp/

 

■キャスタリア株式会社について
キャスタリア株式会社(本社:東京都港区南青山、代表取締役:山脇智志)は「モバイル&ソーシャル」をコンセプトにした教育向けデジタルコンテンツのソリューション開発および学習向けウェブメディアの運営を行なっています。コンテンツ配信を行なう企業/学校と個人の間で、学びを通じた新たなコミュニケーション創出と価値向上に貢献しています。
URL→http://www.castalia.co.jp/
※ 「iPhone」、「iPad」その他一般の製品名などは各社の商標または登録商標です。